エレノア・プリチャードのブランケットは、全てロンドンのスタジオでデザインされ、ウェールズの小さな織物エ房で作られています。伝統ある高度な英国の織物の技術を継承し続けていきたいという思いから生まれた 彼女のブランケットは、懐かしさとモダンさを兼ね備えた独特の風合いが魅力です。もともと色を組み合わせ たり、さまざまなパターンを作ったりということが好きだった彼女は、特にミッドセンチュリーのデザインに強く 影響を受け、彼女らしい独特の優しい色使いのブランケットが生み出されています。

イギリスのテキスタイルデザイナー、エレノア・プリチャードがデザインしたクッションカバーです。彼女の製品は、ロンドンのスタジオでデザインからサンプリングまでを行った後、素材に高品質のピュアウールを用いて、ウェールズにある高い技術と伝統のある工場で生産されています。イギリスの伝統的な素材を尊重しつつ、ミッドセンチュリーの哲学・美学を再解釈することから生まれている彼女の作品は、イギリス国内のみならず世界中から高い評価を得ています。

アナログテレビの伝送の際、1インチに表れる走査線の数に由来する「405ライン」は、イギリスの白黒伝送からインスピレーションを受けたデザイン。

「Northerly(ノーザリー)」はイギリス北部のウェザーマップをイメージしたデザイン。落ち着いた色彩のブルーグリーンがさわやかに空間を彩ります。背面はイエローのファブリックです。

大学で歴史学を学び、出版の仕事を経て、織りを学ぶためアートカレッジへ再入学。その後ロンドンに自身 のスタジオを構えました。ロンドンにあるスタジオで全てのデザインとサンプリングが行われ、デザイン決定までには配色だけでも50回以上実践で織るなど試行錯誤が繰り返されています。製品は信頼のおける西ウェールズの工場で生産され、発送前には必ず彼女のスタジオで最終チェック、パッキングをするというこだわりです。良いもの、納得できるものを徹底して追求する姿勢は使い手への最大の敬意に他なりません。