1993年にフィンランドで設立された照明メーカー。
ユキ・ヌンミやリサ・ヨハンソ=パッペなどの時代を
卓越した普遍的で美しい北欧デザインの
プロダクトを多く輩出している。

型を使って吹いて作られるオパールガラスの美しいシェードは見る人を魅了します。
表面はサンドブラスト加工が施されているためマットな質感で、灯る光はやわらかく
とても幻想的です。
デザインは1950~1959年頃。当時はイッタラ社でガラスのシェードが製造されてい
ましたが、現在はイノルクス社がフィンランドで製造しています。
「バルボ」はフィンランドを代表する照明デザイナー、リサ・ヨハンソン=パッペの
デザイン。ミラノトリエンナーレで金賞を受賞したパッペの代表作「シプリ」と同じ
製法で作られています。

フィンランド照明学会創設者の一人であり、北欧を代表する照明デザイナー。
1937年よりストックマンデパートのインテリアデザイナーとして働き その後ストックマン
オルノ社の照明デザイナーとして活躍。1950-60年代頃にはIittala社にてペンダントランプ
やガラス製のベースのデザインも行う。機能性を重視しながらも人々の審美眼をも満たす彼
女の作品は、今も母国の多くの家庭で愛されている。