METAPHYS メタフィスsebanz トートバッグL

バケツ型に取っ手のついたバッグの形状は、カバンの原型ともいえるカタチです。西播地域で丹念に鞣（なめ）された皮革をたっぷりと使用して、いつまでも飽きのこないバッグを創りました。皮革が育てられるのに必要とされた年月と、同じく長い年月を共に過ごせるバッグです。 ※このバッグは、兵庫県西播地域で生産された牛革で作られています。 西播磨地区は、兵庫県の５市６町（姫路市、相生市、たつの市、赤穂市、宍粟市、太子町、上郡町、佐用町、福崎町、市川町、神河町）からなる地域で、特に姫路市とたつの市を中心とした皮革素材の産地として１０００年余りの歴史を持っています。 皮革素材に関する企業数、出荷額では全国シェアの１/２以上を占め、牛革の生産量では全国の約７割のシェアを誇っています。それらは国内外の有名アパレルメーカーやスポーツ用品メーカー、工業用品などで使用されており、その品質や世界レベルの技術は国内外で高い評価を受けていますが、西播磨地域内で、最終商品となる例はほとんどないため、一般へのアピールは低く、あまり知られていない存在です。 そこで、同地域の地場産業振興センターが、METAPHYSと共にに取り組んだのが、皮革商品シリーズSEBANZです。バッグシリーズは、西播磨の良質なレザーの素材を最大限に楽しめるように余計な装飾は加えず、革本来の素材感を活かしています。植物性のタンニンでなめしたナチュラルなヌメ革を丹念に揉み加工することにより、使い込むごとに持つ人との歴史が刻まれていきます。