2013年より、アルネ・ヤコブセンに所縁のあるカラーで限定生産されてる
「テーブルクロックイヤーズカラーコレクション」。
今回は、1960年に建設されたデンマークのアイコン的なホテル「Radisson Blu Royal Hotel」に
当時のデザインのまま残されているスウィートルーム606号室を彷彿とさせる特別なカラーです。

アルネ・ヤコブセンが自身の作品に採用した色のスペクトラム、
そこからROSENDAHL社のクリエイティブディレクターとヤコブセンファミリーが
拘って選んだ配色で、名作「LK」に新たなコレクションが誕生しました。
これまで限定カラーとしてリリースしてきたカラーテーブルクロックシリーズで初めて
「LK」をベースモデルに採用しました。

丸みを帯びた2つの針と手書き風の柔らかいフォントが、
ボディのカラーにマッチした優しい雰囲気のプロダクトです。
ヤコブセン指揮のもと、1960年に建設され、エッグチェアやスワンチェアを生み出し、
今やデンマークのアイコン的なホテルとなったRadisson Blu Royal Hotelで
今も当時のデザインのまま残されているスウィートルーム606号室を彷彿とさせる特別なカラーです。

アルネ・ヤコブセン　1902 - 1971
建築家・デザイナー
デンマーク・コペンハーゲン生まれ
/　デンマーク王立芸術アカデミー出身

アルネ・ヤコブセンは、デンマークが生んだ、20世紀でもっとも影響力の大きい建築家兼デザイナーであり、今日のモダンな北欧デザインの原型を作り上げたデンマークデザインの父と呼ばれる人物です。 世界ではじめて背座一体の3次曲面を実現した「アントチェア」や、美しいラインの「セブンチェア」、身体を包み込む緩やかなカーブを描く「エッグチェア」などはあまりにも有名で、時を越え今もなお世界中の人々を魅了し続けています。ヤコブセンがデザインした椅子は、日本でもカフェや美術館などでよく見かけることができます。 1927年にデンマーク王立芸術アカデミーを卒業後、1929年、円をモチーフにモダニズムの形式をとった「未来の家」の発表を機に、建築界にその名を馳せることになる、ヤコブセン。1932年には海水浴場をはじめ、時代の最先端を行く集合住宅、劇場、レストランなど、白く輝くモダンな建築群「ベルビュー・ビーチ」の大規模なリゾート計画を手がけました。1950年からはデンマークの家具メーカー“フリッツハンセン社”とともに家具デザインを開始し、1952年発表のアントチェアをはじめ、セブンチェア、スワンチェアなど、数々の傑作を作りあげました。 トータルデザインという名の完璧主義に基づき作られる作品は、建物だけでなく、家具およびその他のインテリアに至るまで統一したテーマのもとにデザインされています。「SASロイヤルホテル（1960年）」とともに設計された「エッグチェア」や、「デンマーク国立銀行（1971年）」の設計時に作られた「バンカーズクロック」は、ヤコブセンの哲学が見事に花開いた傑作です。「美しいものを作るのではなく、必要とされているものを作る」というヤコブセン自身の言葉通り、生み出すプロダクト全てが計算し尽くされており、それらが半世紀以上経過した今でもデンマークのみならず世界中で高い評価を得ているのは、クリエーターとしての視点とユーザーとしての視点を高次元で具現化しているからと言えるでしょう。

ムーブメント：クォーツ
ケース素材：プラスティック(ABS樹脂)
スランド素材：ステンレススチール
サイズ：直径110mm/高さ120mm（スタンド込み）/厚さ60mm
重量：約330g(電池含む）
機能：LEDライト・アラーム・スヌーズ機能搭載
正規保証：1年
付属品：正規保証書/専用ケース