デンマークを代表する名作椅子
モーエンス・コッホが1932年にデザインした「MK FOLDING CHAIR」は、
古典的なディレクターズチェアへのオマージュです。
最初はデンマークの教会のために、折りたたみの機能と
モダンなデザイン性を備えた補助椅子としてデザインされました。
この椅子は誕生から30年ほどが経過した1960年代、
デザイン愛好家の間で人気を博すようになり、
モダンインテリアのアイコンとなりました。
つまり時代を先取りしていたといえるでしょう。
一見するとダイニングチェアのように見えますが、
従来の来客用の椅子の代わりとして、
また場所を選ばずにリラックスできる椅子としても重宝します。
コッホの独創的でシンプルな折りたたみの機構のおかげで、
折りたたみ簡単に持ち運ぶことができるのです。