Michael Anastassiades
マイケル・アナスタシアデス
1967年キプロス島生まれ。ロンドン在住。ロンドンのロイヤルカレッジオブアートで
工業デザインの修士号を取得。1994年、ロンドンにスタジオを設立。
スタジオでは、アイデアとそのアイデアを可能にする研究や施策、
そしてより豊かな創造性を可能にするデザインプロセスを大切にしている。
2007年には自身のデザインの可能性を広げるため「Michael Anastassiades」ブランドを立ち上げ
照明、家具などを制作し、絶え間ない探求や選択、個性とデザインの一貫性を発表している。
この活動により、FLOS、Herman Miller、Salvatori、Nilufar、スウェーデンのSvenskt Tennなどの
世界的に有名な数多くのブランドとのコラボレーションが実現した。
シンプルでクラフト感を感じさせる、感性に働きかけるデザインが特徴。
アートと工業デザインの間に位置する彼の作品は、実用的な機能と詩的で謎めいた魅力の両方を兼ね備えている。
その作品は、ニューヨーク近代美術館、V&A博物館などのパーマネントコレクションに選定されている。
《 私はコンタクトジャグリングの名手Tony Duncanのショートフィルムで、
一組の球形を彼の掌や腕の上で自在に転がしていたことを覚えています。
球形は彼の指の端に完全に静止しているように思える瞬間があり、非常に密接してみえるのですが、
それらはバランスを保つために回転している様をみることができます。
時を同じくして、コンタクトジャグリングの芸術ともいえる一瞬を記録した
Paul Cinquevalliの古い写真に出会いました。》