傘によりそうハーフムーン

MUKOU（ムコウ）は円柱をシャープに
カットしたようなフォルムで、
半月だけがせり出てきような
目を惹くアンブレラスタンド。
手狭な場所でもスペースを取らないよう、
奥行きをおさえ内部には雨受けも付属しています。
雨の少ないシーズンには傘の代わりに
ドライフラワーを活けるなど、
廊下や部屋の一室にインテリアとしても
活用することができます。

商品の内部には濡れた傘を入れても
簡単にメンテナンスができる
水受けトレーを付属しています。
錆びの防止と鋭い傘の先端を受ける
防水性の弾力ある素材（TPR）で作っており、
トレーを清潔に保てるよう、
底面に取り外しがしやすい穴を設けています。
さらに、パンチングの設計は水抜けをよくし、
乾燥しやすいように施してあります。

円柱をすっぱりカットされたようなフォルムは、
壁面に置くとまるで壁の向こう側に
別の空間に続きがあるような
不思議な錯覚に陥る傘立て。
玄関や廊下などのスペースにも壁に
フィットすることで奥行きを取ることなく、
人の目線が届く斜め上から見ても
裏の背面が見えないよう背板を低くし
正面以外の見た目にも配慮しています。

DUENDE

DUENDEは、「つかう人」と「つかうモノ」が
共存する時間を大切にしています。

人がつかうということは、
使い勝手のいいものであり
空間に置くということは、
暮らしに彩りを与えるものだと考えています。

つかっても、置いてあるだけでも
心地がいいアート感覚のインテリアたちは
国内外のプロダクトデザイナーとともに、
この上ないシンプルを目指して生み出されています。

『くつろぎや誰かをもてなす空間に、
永く寄りそえるモノであってほしい』

そんな想いとともに、 日々のストーリーが
豊かになることを願っています。

PINTO / 引間孝典 & 鈴木正義

引間孝典と鈴木正義の2人で
2008年に結成したデザインユニット。

共に、2006年日本大学芸術学部デザイン学科
インダストリアルデザインコース卒業。
それぞれ家電メーカーとオフィス家具メーカーで
インハウスデザイナーとして働く傍ら、
美術館什器のデザイン、
写真家との出版や展示の企画など、
ジャンルを問わず横断的に活動。

引間は、2018年短期留学時に
サム・ヘクトに師事、
2019年京都造形芸術大学建築デザインコース卒業。
鈴木は、2014年留学時に
トーマス・アロンソに師事。
現在は東京を拠点に活動。

iFデザインアワード、red dotデザインアワード、
グッドデザイン賞、東京TDC賞入選などを受賞。