カストルム & ファブリキウスの
繊細な建築的デザインの典型
ヨルゲン・カストホルム(1931-2007)と
プレベン・ユール・ファブリキウス(1931-1984)は、
純粋に導き出された機能のフォルムを
つくることを互いに使命としてました。
2人とも建築家であり、デンマークの
インテリアデザイン学校を卒業後、
フィン・ユールに師事し、その後
アルネ・ヤコブセンに師事しました。
P376ペンダントランプは、
カストルム&ファブリキウスの繊細な
建築的デザインの典型です。1963年に
考案されたこのペンダントランプは、
5つの同心円状のシェードがランプの
中央に向かってカーブのグラデーションを描き、
柔らかく拡散した光を放ちます。
シェードの配置とシルクのような
アルミニウム仕上げは、象徴的で
ありながら、うっとりするような
まとまりのある表現に仕上がっています。